縦10.5cm強×横14cm弱のミニサイズ版です。
中は16ページありますが、ペーパーブックで薄く、とても軽いです。
絵を見て「知ってる!」と思った方、多いかもしれません。
絵のタッチと色使いにとても特徴がありますね。
描かれている動物達の目、表情、脇役達の仕草、
とても細かくて愛らしいです。
Roise という名前の hen が、タイトルの通りお散歩するお話です。
(鶏の絵にはトサカ?がありますが「hen」はめんどり。Roiseさんは女性の名前です。)
表紙から既に物語は始まっていて、
後から鶏を狙うキツネが追って付いて来ています。
でも。
本文では、このキツネについては一切触れられていません。
Rosieは淡々と前を進んで歩いていくのですが、
名前すらないこのキツネ、色んな不運に見舞われるのが、
ページをめくるたび、絵で見て、分かる、
そこが面白い絵本です。
表紙から1枚めくって、
2つ目のタイトルのページは、見開きでRosieの住む農園?
お散歩コース全体が描かれています。
絵本を読み終えてからもう一度ここを見ると、
位置関係や繋がりが良く分かり、
Roiseの歩いた軌跡を追いたくなります。
英語の文章の方は、
見開きで1文。字も大きく、文字のないページもあり!
英語超!初心者、動物好きの小さなお子様にオススメです。
go for a walk 散歩に行く
across the 〜 〜を渡り
around the 〜 〜の周り
over the 〜 〜を超えて
past the 〜 〜を過ぎて
through the 〜 〜を通り抜けて
under the 〜 〜の下で
get back 戻る
in time for 〜 〜の時間に
基本フレーズや前置詞等を絵本で身につけられます。
hen 雌鶏
yard 庭
pond 池
haystack 干し草の山
mill 製粉所(風車が粉を引いている建物)
fence 囲い
beehive 蜂の巣
dinner 夕食
都心に住んでいると縁のない単語もありますが、
子ども向けの絵本では、
よく動物が出て来たり、農園が舞台だったりするので、
絵本でよくお目にかかる単語達です。
小さな子どもの持ち歩き用にと敢えてこのサイズを購入しましたが、
絵の細かい描写を楽しむのであれば、
大きなサイズの方にした方が良いかもしれませんね〜