時差のお話です。
ニューヨーク、ブルックリンの午後9時。
お母さんが寝る前に本を読んでくれているその時、
プエルトリコでは午後10時、
イギリスは午前2時、
スイスは午前3時で、
モスクワは午前5時、
インドは午前7時30分
中国、日本、オーストラリア、サモア諸島、アラスカ、ロサンジェルスに、メキシコと、
地球を1周!!
ニューヨークに戻って、
最後のページに世界標準時間帯の解説があります。
各国の「今の時間」の様子が描かれていて、
世界の国々を見て回れるので、まるで気分は世界旅行♪
本文のお話だけでなく、
絵の細かい部分からもストーリーが感じられて、とても楽しいです。
ただし!
作者のイメージする日本って一体…
白髪お団子ヘアの髭のおじいさん!?
日本ってこんな国だと思われているというのが、絵本から学べますね。
日本庭園に行っても、鶴、普段いないし…
地球儀を買ってあげたタイミング、
海外旅行をするタイミング、
で読んであげました。
オススメ度:★★★★☆
す〜ごく良い絵本なのですが、
小学校の教室でクラス全体に向けての読み聞かせには、
絵が細かく不向きなので、星1つ減らしました。
- サイズ:縦20.2cm×横25.1cm×厚さ3mm
- タイプ:ペーパーブック
- ページ枚数:16枚
- 文字の大きさ:普通
- 1ページ最大文章行数:9行
- 難易度:中
- 絵:見開き全面で1つの絵
一部、見開き左右で対になって1ページ1つの絵 - 朗読時間:約5分50秒(解説部分なし)
小学校のクラスでの読み聞かせ
- 絵が細かいので教室でクラス全体に読むには、不向き
- 本文内容、細かい絵の中に沢山の発見があるので、教材としてはとてもよい
- 学べること:時差
時間帯
世界の国、各国の特徴、ステレオタイプ
世界地理
太陽との位置関係、昼、夜、について
英単語
- vroom
ブルンブルンエンジン音 - shush
「シー」と黙ってねを言う - pitch
投げる - ladle
レードル(お玉)ですくってよそう - Zaire
ザイール - samobar
サモワール
ロシア伝統の装飾をのある湯沸かし - squeak
キュッキュと音を立てる - braids
編んだ紐、モール、三つ編み - swish
ヒュッと振り回す - Guangzhou
香港北西部の広州市 - caribou
トナカイのカリブー - eases
お手軽さ、気楽さ - burros
小さいロバ - calves
calfの複数形
仔牛 - roatate
回転する - axis
軸 - reduce
減らす - confusion
混乱 - boundary
境界 - exception
例外