13cm×14.8cm×2cmのボードブックです。
我が家にあるのは表紙の主人公のBOBOの縫いぐるみのセットですが、
子供達のお気に召さなかったのか?
あまり出番が無かった様で未だにとてもキレイです。。。
この絵本で出てくる文字は
“HUG”
“BOBO”
“MOMMY”
たったの3つだけ!!
絵にセリフが一言だけで、文章はないのですが、
それでもしっかりとストーリーがあるから、凄いですね!
森の中を一人で歩くBOBO。
行く先々で動物の親子がハグしているのを見つけては
“HUG”
と言って歩きます。
そのうち自分も恋しくなって、寂しくなって、
とうとう
“HUG”
と泣いて座り込んでしまします。
さっきまでハグしていた親子達が心配してBOBOを見守っていると、
木の上からBOBOを呼ぶ声がします。
“MOMMY”
今度は森の動物の親子達たちが、
ハグするBOBOとBOBOのママを見て、
“HUG”
“HUG”
“HUG”
“HUG”
“HUG”
“HUG”
…
言って再会を喜びます。
BOBOがずっと寄り添ってくれていたゾウの親子に
ありがとうのハグをすると、
同じ様に種を超えて森のみんながハグし合って、
ハッピーエンド。
BOBOとBOBOのママは手を繋いで帰ります。
この絵本、
読み聞かせる時は、棒読みでは絶対にダメです。
感情の込め方や言い方で
興味本位な“HUG”
羨ましい“HUG”
一緒に探して欲しい“HUG”
寂しい気持ちになった“HUG”
耐えきれない気持ちを爆発した“HUG”
泣いている“HUG”
喜びの“HUG”
ありがとうの“HUG”
ハッピーな“HUG”
を表現しないといけません。
英語は元々感情に乗せて表現する言語。
日本語はそこまで常に大げさに感情を込めてモノ言う必要がないので、
英語の抑揚が苦手な人も多いですよね。
英会話のレッスンでは、
同じ言葉も
「感情の込め方次第でこんなに意味合いが変わる」
経験をしてもらうのにこの絵本を使ったことがあります。
3つの言葉しか出てこない、
英語超初心者向けの絵本ですが、
とっても奥が深いです。
動物達の可愛い表情の絵にも癒されますよ〜