20.2cm×15.2cm×3mmサイズのペーパーブック。
洋書絵本の中の大てっぱん!!
日本でいうところの、「ぐりとぐら」とか「だるまちゃんとてんぐちゃん」の様に、
昔から読まれている絵本です。
中に字が書いてあるページは12枚のみ。
右ページは、黄色をベースにしたシンプルな絵。
左ページは文。
文章は1ページ1文で、最大でも4行。
字が大きいので、初心者でも簡単に読めます。
A little boy planted a carrot seed.
男の子が人参の種を蒔くのですが、
ママ、パパ、兄弟から
I'm afraid it won't come up.
と言われてしまいます。
登場人物の分だけこのセリフが続くので、
覚えてしまいます。
それでも、
雑草をとり、水をやり、男の子は世話をし続けますが、
But nothing came up.
何も出てこない状態が続き、
みんなから、また同じことを言われてしまいます。
それでも毎日世話をし続けた男の子。
ある日、
ついににんじんの芽が出てきます!!
最終ページは、男の子が収穫してる絵なのですが、
つづられている本文は
just as the little boy had known it would.
深いですよね〜
人参を、仕事とか、今向き合っていることに見立てて、
信じて毎日続けていることの大切さ、
周りに何を言われようと、貫くことの大切さ、
を言っている本の様に感じます。
絵本導入用、
初心者向け、
小さなお子様でも読める簡単な絵本、
なのですが。
大人が読んでも、意味のある絵本ではないでしょうか。
日本語版↓