寝かしつけ絵本の王道ですね!
日本語版も本屋で見たことあります。
12.5cm×15cm弱。2cm弱厚みのあるボードブックです。
舞台は
In the great green room
うさぎさんのお部屋の中。
うさぎさんはベッドの中にいますが、まだ起きています。
お部屋の中には
a telephone
a red balloon
a picture of the cow jumping over the moon
a picture of three little bears sitting on chairs
two little kittens
a pair of mittens
a little toyhouse
a young mouse
a comb
a brush
a bowl full of mush
a quiet old lady who was whispering "hush"
があり、
There was 〇〇.
が本文なので、
読みながら部屋の中の物を、
一つ一つ指差したり、
目で追ったりすることとなります。。。
ストーリー中盤に差し掛かると、
お部屋の中の見える物一つ一つに
Goodnight 〇〇
とおやすみの挨拶が始まります。
窓から見える
moon
にも!
Goodnight moon
タイトルにもなっていますね。
Goodnightの挨拶をするのは、上記の物だけではありません。
light
socks
nobody
stars
部屋の中の様子も、ページをめくる度に、眠りについていきます。
最初7時を指している時計は、最後のページでは8時。
暖炉の火は弱められ、
窓からは月が昇る様子が分かり、
部屋の明かりが消えるので、
今度は外の方が月と星の輝きで明るくなります。
最初床で遊んでいた猫達は、
編み物をしていたママが座っていた椅子の温もりが暖かいのか、
その椅子の上で寝ています。
最後のページで起きているのは、窓辺に移動したネズミだけ。
外を眺めてますが、何を見ているのでしょうか?
うさぎさんはもうとっくに寝てしまっています。
本文の一つ一つの言葉、単語を優しく発音するせいでしょうか?
ストーリーといった展開がないせいでしょうか?
とっ〜ても眠くなります。
毎日の寝かしつけの習慣にしていると、
絵本を持ってきただけで、眠気に襲われる様になるかもしれませんね!?
ちなみに、
絵本の中のお部屋の中で壁に飾ってある絵の一つ
「the cow jumping over the moon」
は、
の歌の
Hey, diddle diddle
の歌詞の一部です。
の歌には
little kittens
と
mittens
が登場する
Three little kittens, they lost their mittens
の歌もあるので、
を歌ってこそだてしているご家庭では、
すぐに気がつきますね〜
「three little bears sitting on chairs」
の絵から連想してしまうのは、
昔話
Goldenlocks and the three bears
のお話を思い浮かべてしまいます。
森で迷子になった女の子がたどり着いたお宅は誰も不在で、
味や温度の違う3つのお粥、サイズの違う3つの椅子、柔らかさの違う3つのベッドがあり、
女の子は試しながら自分に合うのを選び出します。
お粥は平らげ、椅子は壊し、ベッドでは寝てしまい、
そこにクマの家族が帰ってきて、
寝てる女の子と鉢合わせしてしまうお話です。
ストーリーを知ってる人も多いのではないでしょうか?
色んな要素を含んだ絵本です。
文章上にない物も沢山あるので、
物の名前
色の名前
等
vocabulary
を増やすのにもいいですね。
一家に一冊、
寝かしつけに必須の絵本です!!