何度読んでも良い話です。
「出来ない!」
何もやらず言い張るこどもに、
ああしなさい、こうしなさいを言わない先生。
やけくその行動にさえ、
サインをさせ、
見つめるけれども、評価は言わない先生。
翌週、
壁にはまさかの額に入れた自分の作品が。
そこから本人の挑戦が始まります。
全くのゼロが一つの小さな行動へ、
小さな行動が大きな活動へ、
本人の成長は、
先生が何かを教えたからではありません。
そして、そのきっかけは、
次の自信のない「出来ない」言う子に受け継がれていきます。
教育って、なんだろな。
考えさせられる絵本です。
自信のない、やる気のない子ども達に、
ダメだ、挑戦しろ、あきらめるな、
あーしろこーしろ言うのでは、
面倒がられて当然ですね。
大人はいつでも応援してるんですけどね〜
英単語
- glue
動けず固まる - swirly
渦を巻いた、渦巻状の - experiment
実験 - gaze
見つめる - shook
shake - shook - shaken
震える - squiggle
のたくった様な線、なぐり書き
オススメ度:★★★★★
- サイズ
縦22.5cm×横22.5cm×厚さ4.0mm - タイプ
ペーパーブック - ページ枚数
16枚 - 文字の大きさ
中(手書き文字) - 1ページ行数
1〜7行 - 難易度
易 - 朗読時間
3分21秒
小学校のクラスでの読み聞かせ
授業中何もしない子に怒らない先生、
「dot」でも提出して先生が受け取ってくれたこと、
飾ってくれたこと、
主人公の Vashiti と自分を重ねて、
驚く子が多かったです。
自分も「dot」でいいから、やってみよう
って思う子が、
一人でも増えますように。